【災害リスクを知る】知っておきたい「雨の強さ」と避難の目安
梅雨時期(今年の梅雨は終わりましたが)や台風シーズンなど、お住まい探しやご入居後の生活において「どの程度の雨が降ると危険なのか」を知っておくことは非常に大切です。
今回は、気象庁が発表する「1時間雨量」と「24時間雨量」の目安について解説します。
①. 1時間雨量(短時間の激しい雨)短時間に降る雨の強さを表します。
主にゲリラ豪雨や道路冠水のリスクを判断する指標です。
■10mm〜20mmやや激しく降る(傘が役に立たないことも)下水道があふれる可能性あり
■30mm〜50mmバケツをひっくり返したような雨道路が川のようになる(アンダーパス等は冠水注意)
■80mm〜猛烈な雨(息苦しくなるような圧迫感)大規模な浸水被害の恐れ。
命に危険が及ぶレベル
不動産担当者のアドバイス:内見時に「道路より敷地が低い物件」や「周辺より低地になっている場所」は、30mm〜50mm程度の雨でも浸水リスクが高まります。
ハザードマップと併せてチェックしましょう。
②. 24時間雨量(長時間の雨)一日を通して降る雨の総量です。
こちらは地盤の緩みによる「土砂災害」や「河川の増水」を判断する指標になります。
■100mm〜200mm: 土砂災害の発生リスクが高まり始めるライン。
■200mm以上: 大規模な土砂災害や、河川の氾濫リスクが非常に高まるレベル。
「雨がずっと止まない」という状況では、地面が水分を吸収しきれず、急な崖崩れや斜面の崩落が起きやすくなります。
特に山間部や崖に近い物件では、24時間雨量を注視してください。
実際に、2018年の西日本豪雨にて甚大な被害を受けた倉敷市の24時間雨量は約200mmだったそうです。
安心できる住まい選びのために災害のリスクは、地域の特性によって異なります。
物件を検討される際は、以下の情報を必ず確認しましょう。
☆ハザードマップの確認: 浸水想定区域や土砂災害警戒区域に入っていないか。
☆周辺環境のチェック: 近くに急斜面や低い土地がないか。
☆避難場所の把握: 最寄りの避難所までの経路に危険箇所がないか。「このエリアの防災状況はどうなの?」「ハザードマップの読み方が知りたい」といったご相談も大歓迎です。
災害に強い住まい探しを、私たちと一緒に進めていきましょう。
最後に不動産のプロとして、物件のスペックだけでなく、周辺環境の安全面までしっかりとお伝えするのが私たちの役割です。
気になった物件があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください!